建築士として、時には地元の大工さんと一緒にお仕事させてもらうのですが、
半田市の
(株)森匠さんは、住宅建築の素材に素晴らしいこだわりを持っておられる方で、
今回、携わられた新築の完成検査におじゃましました。
昨今、建材メーカーと呼ばれる製品(特に木質シート)をフロアーや建具枠などに使用されるのがほとんどなのですが、、、
気に見えても、実際はプラスチックシートで包まれたもの。
注文住宅、建売住宅、マンションに限らず、建築するのに9割以上はこの材料を使ってます。
品質が一定で、強度もあり、施工に関しても大工さんと呼ばれる方でしたら仕上がりはほぼ同じ!!というのが選ばれる理由。
それが良い悪い、、、とうのではなく、どれ選んでもそんな大差はないってこと!!
もともとは本物の「木」を削り、磨いて、箇所にあった加工をするものでした。
10年もかけて修行をして、いっぱしとなった大工さんが唯一できる技なのです。
もちろんそれができる森匠さんは、その本物にとことんこだわる方なのです。
だから、、、検査員さんも検査そっちのけで、べたぼれ!!!
木の性質から、どう使うのか、どんな苦労があり、ムクフロアーやカウンターがつくられるのかを
長い時間、お話しされておりました。
床から建具、カウンターまで本物の「木」でつくられる風合いは、これから長きにわたり、暮らされるお施主様の自慢の一品になるでしょう!!