
カテゴリ:建築コラム
2021-02-18
武豊町で一級建築士事務所と不動産売買をおこなう山下です。

さて、昨日のFBに投稿した内容の回答です(^^;
最新のシステムバスの入口戸の上部にすき間があり、何のためってやつ!!!

答えは、、、、建築基準法でシックハウス対策の24時間換気用の空気の通り道ってやつです。
この考え方は私的でありますが、住宅居室で、建物建材や家具や衣類などの生活必要物から放出されるホルムアルデヒドなどの刺激物のある気体を放出するため、室内空間を2時間に1回入れ替えて健康で暮らしましょう、、、という法律。
そのために、システムバスの換気扇を24時間動かして、家の空気を排出させる、、、すき間です。
これまでは、アンダーカットといって、ドアの下端に空気の通り道があったんですが、
たぶん、体洗っていると寒い風が入ってくるのであろう、、、そんな不具合を各システムバスメーカーは考えに考えて、上部に通り道を変更している。
些細なことかもしれんが、作る側の開発と設計は、アタマの良さと努力の賜物だと感じる。
システムバスだけでなく、空気の通り道をどのように作るか、、、法改正18年たっても、変化が起こるというのはいいことだ!!
24時間換気法律できて最近かと思ってたら、もう18年か、、、
そろそろ考え方変わらんとね(^^;